目次
相談内容
創業4年目、サウナ風呂を経営する女性経営者からの相談です。当初クラウドファンディングなどで多くの見込み客を獲得しましたたが、3年経過した頃から、売上に伸び悩むようになりました。ホームページ、インスタグラムを立上げてはみたものの、効果的な使い方や発信内容に悩んでいます。 他にも、近隣施設やコンビニエンスストアにちらしを設置、地域誌にも広告掲載、Googleビジネスプロフィールも導入しています。周辺は温泉街などの観光スポットであるが、提携するには業務効率上問題がある。
コンサルタントはここに着目
色々をお話をお聞きする中で、以下がポイントでした。
- LINE友達数500、周辺にライバルが少ない、視認性が良い
- アナログの予約管理、店舗外観の視認性が低い、Webサイト訴求効果が低い
- 観光スポット、温泉街、県外・海外客多い、サウナなど温活ブーム
- 地元は人口減少、高齢化
コンサルティング内容
新規顧客に行く前に既存顧客に目を向けてほしい
今回の問題点は、創業当初に獲得していた見込み客を固定客へ育成できていなかったことにあります。そこで、今保有しているITツールを使って、顧客管理の仕組み作りを助言しました。第1ステップとして既存客(LINE友達)へのアプローチに力を入れること。第2ステップとして、インスタグラムを活用すること。その為に、インスタグラムはコンセプト設計から見直し、LINEへ誘導する動線を作ることを提案しました。サウナ系はインスタグラム内では市場規模が大きいので、リールを積極的に活用することをお勧めしました。また、予約をアナログで管理していたので、予約サービスを導入することで、集客へ時間が割ける体制作りもご提案しました。
販売促進ツール見直しのポイント
主に、以下をアドバイスしました。
- ちらしはターゲットの心情に刺さる言葉(効果、心の声)を最上位に配置
- ホームページはお客様の声や入店から退店までの流れ、実際に疑似体験できる情報を掲載
- 簡易な予約サービスを取入れ、効率化を図る
- インスタグラムは同業アカウントを参考に真似ることから始める
- ターゲット設定を絞る
- 名前とプロフィール文、プロフィール写真の見直しは重要(検索対象になる)
- ターゲットの心情に刺さる投稿(リールで利用シーンや施設内の様子を配信)