マーケティングセミナーに登壇しました。(たつの市商工会)

 たつの市商工会 創業塾のマーケティングセミナーに登壇しました。起業創業までにやっておきたい「売れる仕組み作り」と題し、事業コンセプトの作り方、集客の考え方について、事例やディスカッションを交えてお話ししました。起業間近に控えている方、来るべき起業に備え経営知識を身につけたい方など、30名以上の方にご参加いただきました。

マーケティングとは「お客様が自然と買いたくなる状況を作る」こと。

まずは簡単なワークからスタート。


 簡単なワークを通じてユーザー視点になれるトレーニングを行っていただきました。普段私達が何気なく利用しているお店やお気に入りのお店、きっと何か「理由」があって利用するようになったはずです。その「理由」を紐解いていくと「ライフスタイルや価値観」が反映されていることがわかります。これから起業される皆さんは、商品・サービスを提供する側として、消費者から選ばれれる立場になります。お客様になっていただきたい人が、どのような生活を送り、どのような関心事があるのかを深く想像するきっかけにしていただきたく、本トレーニングをご紹介しました。

失敗事例を元にマーケティングについて考える。

 起業時にありがちなケースをご紹介し、原因と解決策を話し合っていただきました。参加者の皆様、真剣に取組まれ、鋭い意見や改善アイデアを発表していただきました。

売れる仕組みは「事業コンセプト」と「集客の仕組み」の2本立て

 事業コンセプトとは、「誰に・何を・どのように」売るのか、ということです。「自社」「お客様」「ライバル」の3つの視点が必要になり、大きく分けると「自社」と「お客様とライバル」の2つ分かれ、圧倒的に他者へ目を向ける必要があります。つまり、常に世の中の動向を見ながら、自社(自分)がどうすべきかを考えることが、末永く事業を継続できるポイントになると思います。集客の仕組みとは、まだ見ぬ皆さんの顧客になってくれそうな人と何らかの方法で接点を持ち、固定客へ引き上げていくことです。

さいごに

 創業時に力を入れるべきポイントを1つだけあげるとすれば、私は迷わず「集客」と言います。創業までに取組んだ集客の成果で、1~2年ほどの売上が決まってしまいうからです。ですが闇雲に動くのでなく、今回お話しした事業コンセプトを検討すること、それに合わせた集客の仕組みを考えることで、集客効果が高められると思います。

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