マーケティングセミナーに登壇しました。(宍粟市商工会)

 宍粟市商工会主催 創業塾のマーケティングセミナーに登壇しました。起業創業までにやっておきたい「売れる仕組み作り」と題し、事業コンセプトの作り方、集客の考え方について、事例やディスカッションを交えてお話ししました。起業間近に控えている方、来るべき起業に備え経営知識を身につけたい方など、15名程ご参加いただきました。

マーケティングとは「お客様が自然と買いたくなる状況を作る」こと。

まずは簡単なワークからスタート。


 簡単なワークを通じてユーザー視点になれるトレーニングを行っていただきました。普段私達が何気なく利用しているお店やお気に入りのお店、きっと何か「きっかけ」があって利用するようになったはずです。その「きっかけ」を紐解いていくと「ユーザー心理」に到達します。私達はいつの間にかそのお店の「売れる仕組み」に乗せられているのです。トレーニングを続けていくと「ユーザー心理」に気づけるようになります。

失敗事例を元にマーケティングについて考える。

 起業時にありがちなケースをご紹介し、原因と解決策を話し合っていただきました。参加者の皆様、真剣に取組まれ、鋭い意見や改善アイデアを発表していただきました。

売れる仕組みは「事業コンセプト」と「集客の仕組み」の2本立て

 事業コンセプトとは、「誰に・何を・どのように」売るのか、ということです。集客の仕組みとは、まだ見ぬ皆さんの顧客になってくれそうな人と何らかの方法で接点を持ち、固定客へ引き上げていくことです。これらを曖昧に設定してしまうと、事業が長続きしない可能性があります。事業コンセプトの中で特に重要な、「具体的な人物像の設定」と集客の考え方について詳しく説明しました。

さいごに

 経営者は、「自社」「お客様」「ライバル」の3つの視点が必要になります。大きく分けると「自社」と「お客様とライバル」の2つ分かれ、圧倒的に他者へ目を向ける必要があります。つまり、常に世の中の動向を見ながら、自社(自分)がどうすべきかを考えることが、末永く事業を継続できるポイントになると思います。

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