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相談内容
今回は起業まで1年を切った40代女性からのご相談です。地元でカフェを開業したいそうで、開業までの進め方、やっておくべきことを相談に来られました。元々はカフェと関わりの深いお仕事をしていましたが、出産をきっかけに退職、子供の手がかからなくなり、もう一度自分のやりたい仕事で起業をしたいそうです。
コンサルタントはここに着目
色々をお話をお聞きする中で、以下がポイントでした。
- 起業で自分がやりたい事は明確
- 元大手コーヒーチェーン店勤務経験
- 店舗立地は住宅街
- ターゲット層は自分と同じ境遇の女性
- 集客方法があいまい
- 売上予想はこれから
コンサルティング内容
起業の成否は「情報収集」に尽きる
「知らなくて選択できなかった」と「知っていて敢えて選択しなかった」ではどちらが良いと思いますか?圧倒的に後者です。
今回のように起業の進め方を相談に来られる方が非常に多いのですが、殆どの方は情報不足であると言えます。起業をすると経営者の仲間入りをし、毎日小さな経営判断を自分の意思で行っていかねばなりません。そんな時にものを言うのが「情報収集力」です。そこで私は、相談者が求めている様な「答え」ではなく、その方に合った「答えの導き出し方」をアドバイスしました。
自分のやりたいことから、相手が求めていることへ意識を向ける
実際に自分の想いをビジネスとして形にしていく必要があります。具体的には、どのようなお客様へ、どんな方法でご来店いただくのか、提供メニューや価格、実際の売上はどれくらいなのか?以下のようなやり方で情報を集めることを助言しました。
- 同業のカフェを調査し店作りのイメージを固める
- 経営者が集まるグループへの参画し、起業秘話を聞いてみる
- 行政が開催する創業セミナーで基本的な経営知識の習得