実施概要
- 対象: 金属製品製造業 営業部門および製造、品質、総務部門の皆さま
- 内容: 営業部門向けAI勉強会
- 使用ツール: ChatGPT等

きっかけ:担当者様の想いに応える「現場重視」の研修
今回の勉強会は、兵庫県内の金属製品メーカー様より「営業部門にITへの苦手意識があり、どうにかその壁を壊して生産性を上げたい」という切実なご相談をいただいたことから始まりました。 単なるツールの操作説明ではなく、日々の営業現場を知るコンサルタントとして、いかに「自分たちの仕事が具体的に楽になるか」を実感いただくためのオリジナルプログラムを構成しました。
研修の内容:ITの苦手意識をワクワクに変えた「3つの体験」
「ITは苦手、AIは自分たちにはまだ早い」という先入観を払拭するため、オリジナル資料に基づき「今日から現場で使える」活用例をご紹介しました。
1.膨大な「Excelデータ分析」を数秒で
製造業の営業に欠かせない複雑な数値管理を紹介しました。全国に販売店を持つ当社が扱うデータも膨大な量となるはずです。研修では、「月別・取引先別・商品別集計」をAIが瞬時に行い、傾向を分析、グラフ化する様子を実演しました。会場からは「今までの苦労は何だったのか」という驚きと安堵の声が上がりました。
2.営業の「想像力」を形にする画像生成
カタログにはない、顧客への提案に必要なイメージ画像を作りました。簡単な言葉を入力するだけでその場で画像が出来上がる体験はわかりやすかったようです。皆さま、実際の業務での活用イメージをAIに伝え、画像を作成されていました。「これなら技術的な説明も視覚的に伝えられる!」と身を乗り出すほどの関心を集めました。
3.「議事録・報告書」という重荷を下ろす
商談後の日報報告業務を効率化する事例をご紹介しました。音声から一瞬で要約が完成するデモンストレーションは、事務作業の負担を減らし「よりお客様と向き合う時間」を生み出す具体的な一歩として、全部門から注目されました。また、製造部門を中心に非常に多くの会議体を持たれており、サードパーティーツールを活用した議事録作成についてもご紹介しました。
研修の様子:若手とベテランのコミュニケーション
最初は少し緊張感のあった会場も、グループワークを始めた途端、一気に和やかに。ITが得意な若手と、現場を知り尽くしたベテランが「和気あいあい」と対話を始めたことが非常に印象的でした。後半の質問タイムでは、真剣な眼差しで「〇〇の業務に使えるか?」といった具体的な質問が次々と飛び出し、予定時間を超えるほどの熱気に包まれました。 当初、研修の企画段階では、ITの苦手意識のあまり、質問もあまり出ず、しらけた雰囲気で研修が終わるのではないかと心配していました。しかし、皆さま様子を見て、その心配は良い意味で裏切られました。
「これなら自分たちにも使える!」という確かな手応えが得られたようで、組織全体の自信へと繋がったのではないかと思います。
DX成功の真の鍵は「組織力」
DX(ITやAI)活用の成否を分けるのは、ツールの操作スキル以上に「組織力」そのものです。今回の研修を通じ、当社にはAIという新しい道具を乗りこなすための「土台」が十分に整っていると確信いたしました。その理由は、準備段階における事務局様の迅速かつ柔軟な対応、そして何より、研修中の従業員の皆様の様子にあります。年齢や立場に関係なく活発に意見を交わされる姿を拝見し、こうした「対話の文化」と「変化を恐れない柔軟性」こそが、AIの価値を最大化する原動力になると感じました。 この強固な組織力にAIという翼が加わることで、さらなる飛躍を遂げられることを確信しております。
研修・講演・コンサルティングのご依頼について
ひじおか経営コンサルティングでは、企業様や商工団体様向けに、以下のようなテーマでの研修・伴走支援を承っております。
- 営業部門向け:AI・SNSを活用した売上アップ戦略
- 経営層・管理職向け:DX推進と経営計画策定
- 全社向け:業務効率化のための生成AI活用研修
「自社の業務にAIを取り入れたいが、何から始めればいいか相談したい」「社員のITリテラシーを底上げしたい」とお考えの経営者様・ご担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。