事業再構築で自社工場を設立。生産体制強化と新市場開拓の事例

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変化をチャンスに変える「攻め」の事業再構築

新型コロナウィルスで経営難に陥った企業がたくさんあります。そんな中で新たな活路を見出し、新事業を立ち上げるため事業再構築補助金にチャレンジした企業を支援いたしました。同社は構造物製作・各種溶接・組立などを行っており、関東・関西に計3か所の営業所を保有しています。業務に必要な様々な有資格者が多数存在し高い技術力を誇っています。

企業情報

業 種鉄工業
業 歴約15年
従業員数約20名(外注50名)
売上高約5億
設備投資額約2,500万

外部環境の激変と、既存ビジネスモデルの限界

  • コロナで売上激減し赤字である
  • 元請け2社で売上80%、収益性に問題がある
  • 自社工場を保有せず、主体的な経営ができない
  • ステンレス溶接事業を立ち上げるため自社工場建設したいが、資金が不足している
  • 受注要請がきているが生産管理体制が整っていない
  • 従業員教育に力を入れたい

コンサルタントはここに着目

  • コロナ前から収益力が弱い
  • コロナ融資で借入金過多である
  • 数値管理の精度が悪い
  • 若い人材が多く、技術力が非常に高い
  • 経営者には高い技術力、人脈、営業力がある
  • 補助金申請は初めて

具体的な解決策:補助金を活用した自社工場設立と、新事業への挑戦

  • 事業再構築補助金申請までのスケジュールと工程を明確にし、事業者に協力体制を整えていただきました。
  • 事業計画書の骨子が固まるまで、経営幹部と対面での打合せを繰返しました。(4回)
  • 事業化に必要な情報(自社強み・弱み、市場ニーズ収集、課題と解決策の整理、収益計画等)を整理し、ベストなストーリーを作成しました。
  • 収益計画の作り方についてアドバイスをいたしました。
  • 決算書や各種管理帳票確認とヒアリングから、新事業を起動に乗せるための改善ポイントを助言しました。

支援の結果:生産能力の向上と、新たな顧客層の獲得

事業再構築補助金に採択され、自社工場建設及び新事業立上げに成功しました。受注依頼にも対応でき、コロナ前の売上へと徐々に回復しております。また兼ねてからの課題であった、元請けとしての生産管理体制構築のため、原価管理や数値管理の仕組みを作り、主体的な利益コントロールができるようになりました。今後は中小溶接業界を牽引していける企業になると期待できました。

コンサルティングの視点:補助金は、未来を創るための「加速装置」である

補助金獲得は「ゴール」ではなく「スタート」
単なる資金調達の手段と考えず、5年後・10年後のビジョンを実現するための投資として、事業計画の精度を徹底的に高めます。

市場のニーズと自社の強みを「再定義」する
補助金の要件を満たすだけでなく、変化した市場で「自社がどう選ばれるか」を突き詰めることが、事業化を成功させる鍵となります。

リスクを成長に変える「伴走型」の意思決定支援
多額の投資を伴う自社工場設立において、経営者の不安を自信に変えられるよう、客観的なデータと戦略で事業の実現性を支え続けます。

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