「コロナ禍を生き抜くために新しい売上の柱を作りたい」そんな経営者の皆様に役立つ企画を考え、新事業チャレンジ応援塾がスタートしました。経営計画策定セミナーを「実務を重視した伴走型」で実施するのは初の試みです。参加者は約２カ月間で新事業計画書を完成しプレゼンを行っていただきます。皆さん真摯に取り組んでいただき並々ならぬ意気込みを感じております。第５回目は新事業計画発表会でした。
経営者は会社の顔、想いを伝えることも仕事です。
2カ月間の集大成として、新事業計画の内容をプレゼンテーションしていただきました。限られた時間の中、より精度の高い計画書を作成するため、中間フォローを活用し相談に来られる方、夜遅くまで作成された方もいらっしゃいました。殆どの方が今回のようなプレゼンテーションが初めてでしたが、さすが経営者です、堂々たる話しっぷりで、熱が入りすぎて時間オーバーする方も続出していました。また私の方からもお一人ずつコメントさせていただきました。
アンケート結果
総合アンケートを取りました。
・講座全般の難易度について、普通が6割、難しいが4割
・講座全般の充実度について、8割以上の方が「充実している」
・経営計画作成に関する知識・ノウハウが得られたかについて、「全員が得られた」
・興味深かったテーマ第1位は、儲かる事業にしよう（第4回）、第2位は、自社の売りを見つけよう（第1回）
・役に立った紹介ツールは、第1位「利益計画作成」、第2位「課題解決マップ」、第3位「SWOT分析」
数値関係の評価が高かったです。数値とじっくり向き合う機会がなく、本講義がかなり印象強く残ったのだと思いました。各回、以下のような感想をいただきました。
・事例を通して、客観的な目線の重要性を学ぶことができた。（第1回）
・情報収集の方法がわかった。（第2回）
・講義前に講師とお話ができたので大切なヒントをいただけた。（第2回）
・ディスカッションで自分の気付かないところを指摘いただいて、とてもためになった。（第3回）
・ディスカッションで異業種の状況が聞けたので良かった。（第3回）
・数字は苦手なのでとても勉強になった。（第4回）
・経営について考える時間を持てたので助かった。（第4回）
・ありがとうございました、またお願いします。（第5回）
・経営者の考え方や苦悩などが少しだけでもわかった気がする。（第5回）
・内容が濃く、参加者の方が熱く、ついていくのに必死だった。（第5回）
・今までおぼろげにイメージしていたものが具体的に計画書として作成できて良かった。（第5回）
最後に
今回作成いただいた新事業計画書は、事業再構築補助金やものづくり補助金に通用するレベルで設定しておりました。事業計画書の実践型セミナーとしては難易度が高いのですが、殆どの参加者がモチベーションを切らさず、自社の経営と真摯に向き合い、最終回まで参加していただけたことに非常に感激しております。たった2カ月間でしたが、経営者同士で共通の悩みを持っていたり、ビジネスの話で盛り上がっている方もおり、参加者同士の繋がりが一気に増したように思いました。
そして私自身も非常に貴重な経験をさせていただきました。参加者の皆様、企画準備段階から色々とご尽力いただいた明石商工会議所様には改めてお礼申し上げます。
次回は秋頃にフォローアップセミナーを予定しています。新事業の進捗がとても楽しみです。
