“創業時に知っておくべきお金の基本”に登壇しました。

 兵庫県よろず支援拠点と日本政策金融公庫(神戸支店)様との共催セミナーに登壇いたしました。今年8月に第1弾を開催し大好評をいただき、第2弾を開催となりました。経営者としてのお金に対する心構えや金融機関との付合い方、資金繰り管理などについてお話ししました。創業前から創業後5年未満の方まで約12名ご参加いただきました。

目次

起業すると何が変わる?


 私の経験を交え起業後の変化をお話ししました。起業をすると「自由」や「やりがい」が得ることができます。一方、「先を見通すこと」、「全て自分で判断する」、「売上が不安定」など、会社員時代では想像も付かない経験をしていくことになります。その中でも特に「お金に対する考え方」は大きく変えていく必要があります。お金を貯金をして増やす考え方から、「投資をして増やす」考え方に変えていかないと、事業は大きくならないことをお伝えしました。その点で、経営者の素質は、「ノウハウ」×「戦略」×「マインド」であると言えます。

創業時のお金の実態

経営者の仕事は「集客」と「資金繰り」

 日本政策金融公庫の統計データを見ながら、開業費用、資金調達方法、売上の傾向、開業前後の課題をお伝えしました。また創業5年以内の廃業率が約3~5割あり、これから起業する方にとっては、理想と現実のギャップも感じていただけたと思います。起業前後の課題はいずれも「資金繰り」と「販路開拓」です。安定した資金繰りを行うには、安定した売上が必要であって、突き詰めるとしっかり「集客」が出来ているかがポイントになります。「集客と資金繰りをバランスよくコントロールする」ことが経営には必要であることをお伝えしました。

生活費の確保はできている?

 創業に必要な資金は、「開業資金」「運転資金」「生活費」です。「生活費」と聞いて、なぜ?と思われるかもしれません。開業後1年程度は赤字になることが多く、皆さんの貯蓄を切り崩して生活をする方もいます。生活資金が苦しい状態で正しい経営判断はできません。事業が軌道に乗るまでの生活費は確保しておきましょう。次に、資金調達法として「金融機関」「補助金」「クラウドファウンディング」をご紹介しました。金融機関は日本政策金融公庫の創業融資が有名です。まず金融機関融資を土台にし、不足する分を補助金などで補いましょう。しかし補助金は対象とならない経費があり、入金も先になるので、最初から当てにしないようにしましょう。

「相手の立場で考えて動く」

 創業融資を受ける時に創業計画書のアドバイスを求めに来られます。書き方はご理解いただけますが、必ずお伝していることは、「お金を貸す側の気持ちで取組む」ことです。皆さん考えてみましょう。例えば皆さんの友人が、誰か知らない人を連れてきて、「この人が今度飲食店を開業するんだけど、100万円貸してあげてくれない?」と言われたら、皆さんはまず何を思いますか?また、どうすればお金を貸しても良いと思いますか?これを意識して進めていくと良いでしょう。

 数字が苦手と言って、資金繰り(お金の管理)をやっていない経営者が多いのが実態です。ズバリ!家計簿と同じです。セミナーでは簡単できる資金繰り管理についてご紹介しました。また、日本政策金融公庫のホームページに各種書式フォーマットが公開されています、是非活用してください。

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今回は事業者や創業者など様々な立場の方が参加されていましたが、皆さまに役立つ情報をお届けできたように思います。

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