神戸商工会議所主催 飲食店経営者による勉強会「コロナ禍の客単価・生産性向上セミナー」にオンラインで登壇させていただきました。新型コロナウィルスの影響で飲食店の置かれている状況は大変厳しいです。売上減少に伴う厳しいコスト削減を強いられているお店も多いのではないでしょうか。限られた資源を有効に使い、少しでも経営改善に繋がる方法をＩＴ活用の視点でお伝えしました。
IT活用における生産性向上策とは？
よく経営資源は「人・物・金・情報」と言われていますが、経営判断をする上で圧倒的に多い資源が「情報」です。この「情報」をいかに見やすくして、迅速かつ適切な判断を打ち続けられるように手助けしてくれるのが、ＩＴの役割なのです。飲食店の数値管理のポイントはフード＆レーバーコスト（FLコスト）です。対売上６０％以内に抑えることが望ましいと言われいます。これを皆さまどのようにコントロール（管理）していますか？
売上が下がった理由を突き止めるには。
例えば、月末に今月の売上が思ったより振るわなかった場合、皆さんはその理由はどのように見極めますか？軽減税率導入でPOSレジ導入が一機に進みました。飲食店経営者の話を聞くことがありますが、利用はしていも「活用」にまでは至っていないのが現状ではないでしょうか。（POSレジを導入されていない方はすぐに導入をしていただきたいです。講義の中でいくつか製品もご紹介しました。）POSレジには必ず分析機能がついています。日別、月別の客数、客単価、メニューごとの販売金額などはわかるようになっています。
POSレジを活用していますか？
軽減税率導入でPOSレジ導入が一機に進みました。飲食店経営者の話を聞くことがありますが、利用はしていも「活用」にまでは至っていないのが現状ではないでしょうか。（POSレジを導入されていない方はすぐに導入をしていただきたいです。講義の中でいくつか製品もご紹介しました。）POSレジには必ず分析機能がついています。日別、月別の客数、客単価、メニューごとの販売金額などはわかるようになっています。
飲食店の集客に適したＩＴとは？
SNSブームでよく、「自社にあったSNSツールについて教えてほしい」と相談を受けます。その前に、「ターゲット像」、「自社の売り」について何を打出していくのか（事業コンセプト）を見直してください。また、馴染みのお客様と新規のお客様への集客で利用できるツールは変わってきます。これらを曖昧に設定してしまうと、せっかく導入したITツールが無駄になってしまう可能性があります。セミナーでは、飲食店のITツール活用イメージをご紹介しました。
集客に使えるITツールについて、Google無料サービスや代表的なSNSの特徴をご紹介しました。利用ポイントとして、ホームページ様な情報の中心となるツールと他１～２つのツールと組み合わせることをお勧めしました。
さいごに
ＩＴツールは今や単なる道具ではなくなりました。１つの投資だと考えて色々と経営に取入れていただきたいです。ですが最初から完璧を求めると失敗しますので、お試しなどを利用しながらIT活用を推進してください。
