“創業・第二創業のための助成金等活用セミナーinあわじ”に登壇しました。(兵庫県信用保証協会)

洲本商工会議所会館にて、「創業・第二創業のための助成金等活用セミナーinあわじ」に登壇しました。創業・第二創業にあたっての必要な知識や心構え、起業家支援事業助成金(通称:起業家助成金)申請のポイント等をご紹介しました。創業予定者、支援機関様など約15名が参加されました。

起業の心構え

起業をすると「自由」や「やりがい」が得ることができます。一方、「先を見通すこと」、「全て自分で判断する」、「売上が不安定」など、会社員時代では想像も付かない経験をしていくことになります。その中でも特に「お金に対する考え方」は大きく変えていく必要があります。お金を貯金をして増やす考え方から、「投資をして増やす」考え方に変えていかないと、事業は大きくならないことをお伝えしました。その点で、経営者の素質は、「ノウハウ」×「戦略」×「マインド」であると言えます。

起業家助成金申請のポイント

制度のルールを理解する

募集要項の読み解き方、大事な項目、提出書類、不明点への対処法などについて説明しました。助成金(補助金)は受験と同じと考えています。申請後に不備や漏れがないよう、申請者自身でルールを確認し、どのように申請を進めていくのかを理解するようお伝えしました。

ビジネスプラン作成のポイント

本助成金の合格の要は、「事業計画書」です。いきなり事業計画書を作るのは難しいと思います。セミナーでは資料を使って、事業コンセプトの作り方(事業の組み立て方)について説明をしました。

新事業を考える時は、「自社」「顧客」「ライバル」の3つの視点が必要です。大きくは「自社」と「顧客・ライバル」の2つ分けられ、経営には圧倒的に世の中を見る視点が必要になります。
また、3つの視点を整理するための、コンセプトシートをご紹介しました。

最後に実際の申請で利用する事業計画書の記載項目について説明をしました。本助成金の事業計画書は実質2ページしかありません。厳選された情報だけを、「審査員が理解できるように記載する」必要があります。これには少々テクニックが必要なり、最寄りの行政無料相談などを活用しながら完成していただくことをお勧めしました。

さいごに

兵庫県では起業創業を希望される方が多く、起業家助成金の合格は狭き門となっています。合格へのポイントは兵庫県地域経済に貢献できること、新規性(他にはない着眼点)であると、私は思います。合格すると起業への自信も付き、補助金を得られ、良いスタートが切れます。是非、チャレンジしていただきたいと思います。

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